初出版記念パーティー①

先週末の4月14日(日)フォーシーズンズホテル京都にて
『福を呼ぶ 京都 食と暮らし暦』お食事会
出版記念パーティーを開催いたしました!
日頃より教室を支えて下さっている生徒さま、
各方面の企業さま、
長年ご贔屓いただいているお客さま…
多くの方々にお集まりいただき、
皆様から沢山の「おめでとう!」を頂戴し、
お陰さまで盛会の内に終了することができました。
これもひとえに皆様のご支援があってのこと。
心からお礼申し上げます。
今後もさらに研鑽し精進していく所存ですので、
引き続きご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
この度は沢山の皆様にお祝いしていただき、
誠にありがとうございました。
無事に終えたことを、ここにご報告とさせていただきます。

桜に想いを寄せて

今年は気候のご機嫌が安定しませんね~。
あたたかい日と真冬のような寒さが
いったりきたりしていますが
桜は美しく咲いてくれました。

京都の桜は、種類の豊富さに驚かされます。
街中、祇園白川の桜、各寺院の桜、哲学の道に、嵐山、京都御苑の桜とそれぞれ個性も様々。
共通していることは、その場の空気に馴染んで咲いていることです。

中でも私が好きな桜は、賀茂川の上流付近に咲いています。
爽やかで、のびのびとしていて
側に流れる川や草木、小鳥たちと共存し、支え合っているようにうつります。

ふと、気付いたのですが……。
これって、わたしの理想とする生き方なのかもしれません。

王道の名古屋60分

先日、ミツカン本社へ伺った際に

小宮さん、帰りは

「60分ディープ名古屋へご案内するね!」と

味噌カツ、大衆居酒屋とご案内いただき

研究者の皆様と4人で60分はしご酒。

時間的に厳しいかな?と思いましたが、逆でした。

なんて楽しいのでしょう。

言葉もコンパクト、凝縮しながらやりとり。

大衆居酒屋、ありですね~。

60分、ありですね~。

味噌カツはアツアツを食べなきゃ、

居酒屋はおかずは自分で取りにいってね!

なんだなんだ、楽しいではありませんか。

皆さんの発する

奥深い専門用語にも魅了されて

食事も会話も、大変いい刺激をいただきました。

あら、わたし、すっかり馴染んでる!

達成感!

4月8日、9日の2日間は、大切な料理撮影が行われました。

終えてみて、今の感想は……。

ただただ、ほっとしています。

(朋子さん、祐美子さん、お疲れ様でした)

プロフェッショナルな皆さんと一丸となり、
作り上げる作業は、

やりとりひとつひとつが愛しい!

そして、終えた後の達成感もいいんですー。

今回の撮影もお天気にも恵まれて、最高でした!

次回は5月に「夏のお料理」を撮影いただきます。

大好きな祐美子さんを、こっそりパチリ。

「撮影」2日目

撮影2日目に入りました。

ハレのお食事には欠かせない

家庭のばらずし(ちらし寿司)も作りました。

レシピ公開は初となります!

2月末から撮影をはじめて、約50レシピは撮影も完了。

ようやく折り返し地点に到達しました。

残すは、半分。(目指すは100?)

「撮影」支度の様子

今日から2日間、料理の撮影に入ります。

今回は春の家庭料理(京都のおかず)を。

私がよく作るものを撮影します。

支度をしながら自身で撮影(携帯)をした

バックヤード画像をご紹介!!

(うすい豆、れんこん、干し椎茸)

野菜は、なんて絵になるの。

「お味噌ふくふく便り」

京都の老舗「西京味噌」さんのホームページ内にて

食のコラム「お味噌ふくふく便り」を綴っています。

京都のこと、季節のこと、食のことを、

おいしく、たのしく、愉快に(ぷぷっと)

感じていただけると嬉しいです。

今月は、「春のごはん」

http://e-miso.co.jp/fukufuku

カップを「煮る」

Instagramをスタートさせて、まだ数日。
手探りながらも何とか続いています。

さて、今日はパキスタン生まれの
「デミタスカップ」について触れていますが
実は、長く使えるようにと、
使う前にひと手間を加えています。
作業は、とっても簡単。
米の磨ぎ汁でグツグツ、煮て、そのまま冷ますだけ。
米の磨ぎ汁に含まれる、細かい粒子が
陶器の隙間を埋める作用があるようで、
割れにくくなるとのこと。

昔ながらのお手入れ法、やっぱり好きだな~。

「お彼岸」に

出版の日が、ちょうどお彼岸と重なったことから「ぼた餅」を作り、お祝いしました。

まずは、ご先祖さまに口にしてもらうためお仏壇に手をあわせ、供えます。

次に、両親に作りたてを届けて夫とわたしは、少し時間をおいて馴染んだものを

夕食の後にいただきました。

 

我が家のぼた餅はかなり小ぶりなので軽く二個は食べることができます。

夫は、さらに倍の四個を食べていました。

それも、しっかり夕食を食べた後にです。

朝になれば、食べたこともすっかり忘れてお腹がすいた~となります。

この消化の良さ、うらやましい限り。

 

つぎは「秋のお彼岸まで作らへんよ」と、にっこり目を細めながら伝えると

翌朝も再び、ぼた餅を。(残したらあかんキャンペーン)

「春は牡丹の花が咲くから、ぼた餅やろ~」と確認しながら食べていました。

ちなみに、わたしの朝食もぼた餅。珈琲にも合います。

春分「ぼた餅」を拵える

肌寒さが残る毎日ですが、暦の上では「春分」
(3月20日あたりから4月3日頃まで)

そろそろ日が長くなりはじめる頃ですね。

平成最後の春分も、朝から小豆をことこと炊いて「ぼた餅」作りからはじまりました。

北海道の有機小豆に、もち米も北海道産を。(親戚が作ったもの)家族が食べるものだから、健康にも考慮

し、お砂糖にも気をつかいたい。

 

そこで手にする砂糖も北海道のビートから作られた甜菜糖(てんさいとう)を。

ビートとは、別名「さとう大根」と呼ばれていますが、大根ではなく、実は、ほうれん草の仲間です。
(でもね、見た目は大根なんですよ)

やや甘め好きな家族のことも考慮し、三温糖とブレンドをしています。

そして、仕上げには必ずお塩をひとつまみ。

これ、わたしなりの「おまじないの儀式」。

 

最後にちょこっと塩を加えることで、ほっとした味わいになる「気」がするのです。

そう、何事もこの「気」が大事なように思えます。

そして、塩を加えるときも、必ず口角をあげて

おいしくなりますように、とにっこりしながら加えるようにしています。